幸寿苑ブログ

2024.03.01

食事と栄養について


食事・栄養について


私たちが住むこの世界は時代と共に様々な進化をを遂げて多様化し便利な世の中となりました。

「食」の分野でみると現在は豊食社会となり、つい食べ過ぎてしまったり偏った食生活をしている方も多いのではないでしょうか?

今回のブログでは私たちの身体を作っている食事・栄養の話をしたいと思います。


はじめに


私たちの身体は全て食べたものからできています。身体の健康の為には様々な栄養素をバランスよく摂取することが非常に大切です。

日常的に家事や買い物、軽い運動を行っている方では、おおよそ男性で2200kcal。女性で1750kcal程度が一日の摂取カロリーの目安です。

上記の目安カロリーを下回る、すなわち低カロリー状態ではせっかく運動をしてもなかなか身にならなかったり、そのような状態が続くと筋力低下などを引き起こし、寝たきりに近づいてしまう恐れがあります。

まずは上記カロリーを目安に食事をとることが大切です。

しかし、ただやみくもにカロリーだけを意識すると偏った食生活になり健康を損なうことにも繋がる恐れがあるため、様々な栄養素を摂取しバランスの良い食事を心がけることが大切です。


栄養素とは


栄養素は三大栄養素・五大栄養素というものがあります。

ー三大栄養素とはー

食品に含まれる3つの栄養素、タンパク質・脂質・炭水化物の事です。

人間にとって必要不可欠であり、毎日の食事から摂取することがとても大切です。

ー五大栄養素とはー

三大栄養素に加え、ビタミン・ミネラルを含めたものです。


5大栄養素の主な働き


①タンパク質…体をつくる(筋肉,骨,髪の毛,皮膚,血液など)、エネルギー源となる。

 食品例…肉・魚・卵・大豆製品等

②脂質…細胞膜や免疫機能に働いている。また少量でエネルギーを多く作り出せる為、不足するとエネルギー不足につながる。

食品例…油・バター・マヨネーズ・ピーナッツ等

③炭水化物…熱や力のエネルギー源。過剰摂取は体重増加につながる。

食品例…ごはん・パン・芋類等

④ビタミン・ミネラル…三大栄養素である炭水化物・脂質・タンパク質の働きを助ける栄養素。

食品例…野菜・果物・きのこ類等

これらの栄養素は、主食・主菜・副菜を揃えることによって自然に摂取することができます。

例.炭水化物(ごはん)、脂質(炒め物などの油)、タンパク質(肉や魚)。ビタミン・ミネラル(野菜などの小鉢)

主菜…主にタンパク質類 肉,魚,卵,大豆製品など

主食…主に炭水化物類、ごはん,麺類,パンなど

副菜…主にビタミン・ミネラル・食物繊維類、野菜,きのこ,海藻類など

これらの主菜・主食・副菜をバランスよく摂取するように心かけましょう!

ご高齢になるとお腹が空いていないなど1日2食になる方もおられますが、それでは必要な栄養を摂ることが難しくなります。1日3食色々な食品から栄養を摂ることが大切です。その上で運動をして筋肉をつけて寝たきりにならない身体作りをしていきましょう。


最後に


これまで食事・栄養について述べてきました。

結論、、、

健康はバランスの良い食事から!

ということです。

これからも末永く健康でいる事ができるように、普段の食事から栄養バランスを意識していきましょう!